こんにちは、文化部です。
いつも文化部の活動へのご協力ありがとうございます。
今回は、皆様に今一歩文化部の活動を知ってもらいたく、活動内容と仕組みについてご紹介いたします。
文化部の活動
文化部の名称から内実が想像し辛いかもしれませんが、二つあるその活動は、どちらも皆様に馴染み深いものです。
一つは、皆様が子供の頃からあるベルマーク活動。
給食試食会
ベルマーク運動と並ぶ文化部の活動の柱である給食試食会は、年に一度、栄養教諭の先生や調理の方から毎日の給食について、給食を食べながらお話を伺うイベントです。
給食当番をしたり、トレーを持って並んだり、子供達の給食の時間を体験する楽しい時間です。
残念ながら、ここ数年は昨今の状況を鑑みて開催を見合わせております。
人気のあったイベントなので、状況が改善した暁には、また再開したいと考えております。
集まる広がるベルマーク
馴染みはあれど、その仕組みは今ひとつ知られていないベルマーク運動。
その歴史は、1960年に遡ります。
戦後中数年が経過してなお整わない教育環境に心を痛めた僻地の先生方の「すべての子どもに、等しく豊かな環境の中で教育を受けさせたい」との思いからベルマーク教育助成財団の前身が設立されました。
集めたベルマークで学校の備品が購入できる事はご存知の方も多いかもしれませんが、その設立理念から、実は購入する度に一部が特別支援学校や被災した学校の支援に回っています。
「だれでも気軽にできるボランティア活動」
それがベルマーク運動です。
【ベルマーク運動の仕組み】
①ベルマークを送付
②企業から財団窓口にベルマーク預金が支払われます(1点=1円)
③ベルマーク預金を使ってお買い物ガイドから商品を購入
④注文した際、使った点数とは別に購入金額10%が支援に回ります
ベルマーク財団のHPに、ベルマーク活動を紹介した子ども向けの冊子も掲載されています。
是非一度、ご家庭でお子様とご覧になってください。
山王小学校活動実績
1年間で貯まった点数は、令和2年度が35,454点、令和3年度が40,805点。
山王小学校PTAの令和4年度のスローガンである
“ひとりのすこし あつめて えがおのPTA“
の言葉通り、ベルマーク一枚一枚の点数は小さくとも、皆様の協力のおかげで子ども達に必要な学校の備品が購入できています。
【購入履歴】
平成22年 体育館紅白幕 201,600点
平成29年 金管楽器×3 380,560点
令和4年 校庭開放バドミントンラケット×8 24,416点
(令和4年6月現在発注中で未精算)
【ベルマーク預金残高(令和4年6月20日現在)】
129,196点
四つの方法で貯まるベルマーク
ベルマーク点数の貯め方は多様化しており、現在四つの方法があります。
①切り取って集めるベルマーク
②使用済みインクカートリッジの回収
③テトラパックマーク入り紙容器の回収
④ウェブベルマーク
いずれも常時回収しておりますので、学校にお立ち寄りの際には是非ご協力をお願いいたします。
(ベルマーク及びカートリッジ回収場所)
校長室横の棚で回収しています。
代表的なベルマークは上の引き出し。
その他のベルマークとカートリッジは下の箱で回収しています。
(テトラパックの紙容器回収場所)
エレベーター横の階段一階の箱で回収しています。
また、年に一度6月頃に回収強化期間を設けています。
回収期間中は、学校協力のもと各教室にベルマーク回収ボックスを設置するので、お子様も手軽に回収にご協力いただけます。
①切り取ったベルマークの回収
皆さんお馴染みの、商品のパッケージについているベルマークを切り取る方法です。
線に沿って切らずとも、ひと回り大きくても大丈夫です。逆に切り過ぎてしまっても、半分程度残っていれば大丈夫です。
協賛会社には、定番の小池屋や森永だけでなく、意外なところではあいおいニッセイ同和損保の保険にもついています。興味がある方は、是非一度見てみてください。
また、学校で配布されるノートやリコーダーにもついています。
特に三年生が購入するリコーダーは31点と点数が高く、従来先生方のご協力の元、学校で切り取っています。
もし切り取りそびれていることがありましたら、お手数ですが切り取って回収箱までお持ち寄りいただければと思います。
【ベルマーク回収時のお願い】
・食品(ポテトチップス、砂糖など)のパッケージは汚れをとって下さい。
・同じ番号ごとに、小袋で分けたりクリップで止めていただけると助かります。
山王小PTAでは、ボランティアでの運営に向けて、PTA活動の省力化に努めております。部員の皆様の仕分け作業省力化のためにも、お手数ですが一人ひとりの一手間のご協力をお願いいたします。
②使用済みカートリッジ
切り取るベルマーク以外にも、使用済みインクカートリッジやトナーカートリッジの本体もベルマーク対象商品です。
ベルマークと異なり、カートリッジ本体が回収対象で、インクカートリッジは5点、トナーカートリッジとドラムカートリッジは50点になります。
回収したインクカートリッジやトナーカートリッジは、メーカーのリサイクルセンターにて分別・分解され、部品を再利用したり再生プラスチック材料にリサイクルされる、環境活動でもあります。
【カートリッジ回収時のお願い】
・メーカーは、エプソン・キヤノン・brotherの3社。各社純正品のみ。
・家庭向けに一般的に販売されているものは大抵回収対象です(品番等は各社HPをご確認下さい)。
・学校に持ってくる際には汚れ防止用にポリ袋などに入れて下さい。
・リサイクルの妨げになるので、インク漏れ防止目的などでテープを貼るのはお止めください。
・ご不明な点は各社サイトをご確認下さい。
③テトラパックマーク入り紙容器の回収
テトラパックマークの入った紙容器もベルマーク対象商品です。
通常のベルマークとは異なり紙容器そのものが回収の対象で、回収された紙容器はすべてトイレットペーパーなどにリサイクルされます。
点数は重量で換算され、アルミつきが1kg40点、アルミなしは1kg20点になります。
(参考:牛乳パック1000mlサイズ 約30〜35g/個)
牛乳だけでなく、ジュースやスープなどたくさんの商品についているので、普段飲んでいる紙パック製品を是非確認してみてください。
【テトラパックマーク入り紙容器回収時のお願い】
・注ぎ口がついている場合は切り取ってください。
・回収対象はテトラパックマークのついている紙容器のみとなります。
・ご不明な点がありましたら日本テトラパックのサイトをご確認下さい。
④ウェブベルマーク
ネットショッピング前にウェブベルマークのサイトに「ちょい寄り」するだけで、オンライン上で自動的に点数が貯まっていく、仕分けや発送作業のいらない、今の時流に合わせたベルマーク活動です。
まず、規約確認の上、ウェブベルマークのサイトにある「マイページ登録」から、メールアドレスを入力してください。届いたメールから本登録を行います。
登録の際に、支援する学校名を山王小学校を指定してください。
登録完了後は、ウェブベルマークのサイトにログインし、トップページに表示されるショップのロゴをクリックしてネットショップのサイトに行くだけで、各ショップのポイントとは別に、ショップの広告費からベルマーク点数が自動的に加算されます。
対象ショップは普段使いに便利なお店がたくさん。
・楽天で重いお米やお水の配送
・ホットペッパービューティで美容院の予約
・一休レストランで家族の会食予約
・さとふるでふるさと納税
その他、旅行にゴルフにコスメに百貨店と、登録総数は130店以上。
これを機会によく利用する店のオンラインショップを探してみても、楽しいです。
ウェブベルマーク利用可能ショップリスト(2020年3月時点)
現在、山王小学校は登録者数102人、点数ランキングは大田区89校中なんと2位。
たくさんの方にご協力いただいています。
【ウェブベルマーク協力時のお願い】
・点数は協賛サイト承認後翌月中旬に反映されるため、表示までに1.5〜3.5ヶ月程度時間がかかります。
・ショップのアプリ上での利用は原則加算対象外です。
(例外:楽天市場、ヤフーショッピング)
・ウェブベルマーク経由前にカートに入っている商品は、加算対象外です。
・ご不明な点がありましたらウェブベルマークのサイトをご確認下さい。
地域の力で集まるベルマーク
山王小では学校近くの「大森山王郵便局」にベルマーク回収箱を設置し、地域の方からも回収にご協力いただいています。
文化部のお仕事
上記活動のうち、文化部部員さんのお仕事は大きく二つ。
一つは、給食試食会当日の準備や片付けのお手伝い。
もう一つは、集まったベルマークの回収や仕分け作業です。
給食試食会は5・6年生の移動教室に合わせて年に一回の開催、ベルマークの仕分け作業は回収強化期間後の平日午前に一回と、部員さんの活動は基本的に年に数回だけになります。
別途、状況に応じて回収作業や発送作業をお願いすることもありますが、上記以外は基本数人でできる作業ですので、お声かけをしてご都合のつく方にだけ、ご都合の範囲内でご協力していただく形で考えております。
令和4年度のPTAのスローガンは
“ひとりのすこし あつめて えがおのPTA“
皆様の少しのご協力をお願いいたします。
文化部